オフィスビルにおける節電・省エネ対策は、そこで働く人々が中心となり実施するもので、“室温の適正な調整”“昼休み消灯”等、皆さまの努力による無駄の排除が重要なポイントとなります。
これら負荷の軽減となる行為は、省エネ対策の第一歩です。
特に電力需要のピークとなる7月~9月には、求められている需要抑制目標15%達成のために積極的な“節電アクション”を実践してみましょう!
夏季の需要抑制目標値
※ピーク期間(7~9月)ピーク時間帯(平日9:00~20:00)の消費電力を、それぞれ15%抑制することを目標としています。
消費電力の内訳(ピーク時:14時前後)
■平均的なオフィスビルにおける電力消費のうち、空調用電力が48%、照明およびOA機器(パソコン・コピー等)が約40%を占めています。
■これらを合わせると電力消費の約88%を占めています。
空調・照明・OA機器における節電努力が節電対策のカギであることがわかります。
1日の電気の使われ方(夏季ピーク時)
■オフィスビルにおいては、操業時間帯+一部残業時間帯(9:00~20:00)に高い電力消費が行われています。 夜間の消費電力は、昼間に比べ、約30%程になります。
照 明 | 執務エリアの照明を半分程度間引きする。 |
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使用していないエリア(会議室、廊下等)は消灯を徹底する。 | |
空 調 | 執務室の室内温度を28℃とする。 (または、風通しなど室内環境に配慮しつつ、28℃より若干引き上げる)。 |
使用していないエリアは空調を停止する。 |
空 調 | 室内のCO2濃度の基準範囲内で、換気ファンの一定時間の停止、または間欠運転によって外気取入れ量を調整する(外気導入による負荷を減らすため)。 |
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日射を遮るために、ブラインド、遮熱フィルム、ひさし、すだれを活用する。 | |
冷凍機の冷水出口温度を高めに設定し、ターボ冷凍機、ヒートポンプ等の動力を削減する(セントラル式空調の場合)。 | |
その他 | 複数の事業者で交代で休業する。 (7グループに分けて輪番で週二日休業した場合) |
照 明 | 昼休みなどは完全消灯を心掛ける。 |
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従来型蛍光灯を、高効率蛍光灯やLED照明に交換する。 (従来型蛍光灯からHf蛍光灯又は直管形LED照明に交換した場合、約40%消費電力削減。) |
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空 調 | フィルターを定期的に清掃する(2週間に一度程度が目安)。 |
電気室、サーバー室の空調設定温度が低すぎないかを確認し見直す。 | |
室外機周辺の障害物を取り除くとともに、直射日光を避ける。 | |
電気以外の方式(ガス方式等)の空調熱源を保有している場合はそちらを優先運転する。 | |
朝の涼しい時間帯から設備を起動したり、分散起動すること(複数台数の場合)により、立上げによるピーク電力上昇を抑制する。 | |
コンセント 動力 |
エレベーターやエスカレーターの稼働を半減または停止する。 |
電気式給湯機、給茶器、温水洗浄便座、エアタオル等のプラグをコンセントから抜く。 | |
自動販売機の管理者の協力の下、冷却停止時間の延長等を行う。 | |
その他 | デマンド監視装置を導入し、設定を契約電力の△15%とし、警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する。 |
コージェネレーション設備を所有している場合は、発電優先で運転する。 |
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