居抜きで出店する際に知っておいた方がいいポイントや、注意しておくポイントをまとめてみました。 居抜きで出店を考えている方いらっしゃったら一読してみてください。

前のテナントさんによって賃貸条件や造作譲渡額が、まだ正式に決定しておらず、申し込みが入ってから話し合いの上決定するといった物件もあります。よって、居抜きの情報というのは、スケルトン物件の情報よりも早い段階で流れているのは間違いないのですが、情報の精度が劣るということをしっかりと認識した上で、物件に応じてよく確認をするように心がけておくといいでしょう。
居抜きの店舗で出店する際に、前テナントの周囲の評判がどうであったかも重要な視点です。
飲食店の居抜き店舗だと冷蔵庫、食器洗浄機、シンクなどの厨房の水回り設備がそのまま利用できることは、出店する側にとってコスト面で大きなメリットがあります。ただし、気をつけないといけないのがリースについてです。それから注意しなくてはいけないのが居抜きの設備の故障のリスクです。当然中古ですし新品より故障する可能性は、十分にあります。
事前に厨房の設備の使用年数は確認しておくといいでしょう。特に製氷機、冷蔵庫、食器洗浄機などは、故障すると高価な費用を出して再度購入しないといけないので注意が必要です。 また以下の3項目も確認してください。
・厨房の使い勝手はどうか？そのまま使用可？もしくは、追加工事費はいくらかかるか？
・排水管はそのまま使用できるか？追加工事費はいくらかかるか？
・エアコンは使用可能か、故障の場合の責任の所在はどうするのか？